ドビュッシー・ピアノ曲全集第4集

Debussy – Œuvres pour piano – Vol.4

レーベル: ARION ( ARN63755 )

発売日: 2008

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※ 各CDは輸入盤扱いとなります。

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  1. ~ 19. プレリュード第1集
    1. デルフィの舞姫たち
    2. 音と香りは夕暮れの大気に漂う
    3. アナカプリの丘
    4. 雪の上の足跡
    5. 西風の見たもの
    6. 亜麻色の髪の乙女
    7. とだえたセレナード
    8. 沈める寺
    9. パックの踊り
    10. ミンストレル

  1. Danse tirée de KHAMMA *
  2. Première version de l’étude: « Pour les arpèges composés », version originae *
  3. Prélude tiré de L’Enfant prodigue *
  4. Danse Bohémienne
  5. D’un cahier d’esquisses
  6. Hommage à Haydn
  1. ~ 8. Études
    1. Étude No.4 ”Pour les sixtes”
    2. Étude No.6 ”Pour les huit doigts”

* Les primièrs enregistrement au monde

  1. ~20. Préludes , 1ère livre
    1. Danseuses de Delphes
    2. Voiles
    3. Le vent dans la plaine
    4. « Les sons et les parfums tournent dans l’air du soir »
    5. Les Collines d’Anacapri
    6. Des pas sur la neige
    7. Ce qu’a vu le vent d’Ouest
    8. La fille aux cheveux de lin
    9. La Sérénade interrompue
    10. La Cathédrale engloutie
    11. La Danse de Puck
    12. Minstrels

ドビュッシーの研究・演奏を専門とする伊藤隆之による、シリーズの第4集。「プレリュード第1集」をメインとし、世界初録音曲も含む貴重なアルバム。宗教的舞踏劇「カンマ」より≪カンマのダンス≫は、管弦楽化される前のピアノ譜からドビュッシー自身がピアノピースとして出版したもの。≪放蕩息子のプレリュード≫も彼がヴォーカル・スコアとは別に出版したピアノ曲で、ともに初録音である。サロン文化の影響か、近代フランスにはこうした抜粋版が数多いにもかかわらず、軽視されがちであった。しかし演奏を聴いてみると、みずみずしい和音や旋律から詩的で官能的な世界が一瞬にして広がり、ピアノ曲としての完成度の高さもうかがえる。演奏者がもつ豊かな音色感や美しい音の粒が作品の魅力を十分に引き出しており、音楽は学研的な成果を超えて芸術的な地点へと高められている。このほか≪組み合わせれたアルペッジョのために≫の初稿版もオリジナルにより近い形での初録音。


伊藤隆之は国際的なピアノ音楽の展望を持った星のもとに生まれた。 このドビュッシーのピアノ音楽全集において、消え去ることのない繊細な感性と強烈な個性を持って彼は一つのスペシャリストとなったのである。 豊かな表現のコントラストと繊細なタッチで、伊藤はドビュッシーの音楽の光と影を、そして、最初の一音で、聴衆の気持ちを捉える術を心得ているのである。(イタリア評)


クロード・ドビュッシーは偉大なピアニストでもあり、彼の多くの作品はこの楽器のために作曲されている。このCDから、19世紀終盤から20世紀初頭の音楽の本質を見出すことができる。我々はドビュッシーの作風の進化、音質の研究や斬新な色彩を見て取れるであろう。フランス音楽に造詣の深い、岡田文化財団にも支えられた日本人ピアニスト伊藤隆之によるすばらしい演奏は、その感性豊かなタッチで名曲の繊細さに見事な表現価値を与えている。我々は全集につながる続集を心待ちにしている。(フランス評)


ドビュッシーの伊藤隆之のタッチはジャン・フランソワ・ミレーの「青」のような味わいがある。黄色の土から伸びた花が咲き誇る木から、所々の濃密な灰色から青い空に輝く植物まで、彼の演奏は光に満ちている。あらたな全集の完成が近づいている!(フランス評)